web design uiNovember 5, 20269 min read

コーヒーアプリのデザイン:注文ホーム画面のリデザイン、ビフォーアフター

54文字の店舗表示、騒がしいポイントバナー、端からはみ出す8つのタブ、写真の下に並ぶ ADD ボタン。そんなコーヒー注文ホーム画面を直した全記録。変更点をすべて並べて比較し、それぞれの理由と無料の Figma ファイルも紹介します。

By Boone
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Coffee App Design: An Order Home Screen Redesign, Before and After

コーヒーアプリを開く人がやりたいことは1つ。ドリンクを注文して、受け取ること。下の初稿には必要なものは全部載っています。ただし全部を一度に叫んでいます。長い店舗表示、ポイントを叫ぶバナー、8つのタブ、そして写真ごとの ADD ボタン。修正版は店もポイントもメニューも残したうえで、それぞれに静かな居場所をひとつだけ与えます。

画面全体のビフォーアフター

新人の初稿

コーヒー注文のホーム画面。ベルアイコン付きの小さな挨拶、枠で囲まれた長い店舗表示、青からバターイエローに変わるポイントのバナーと Redeem Now ピル、右端からはみ出すカテゴリタブ、それぞれバター色の ADD ボタンが付いたドリンクとパンのカードの2列グリッド、その下に5つのタブバー

修正版

クリーム色の背景で修正された同じコーヒー画面。大きな挨拶、Change リンク付きの白い受け取りカード、進捗バー付きの濃い青のリワードカード、All が青で塗られた4つのカテゴリチップ、小さな写真・名前・1行の説明・価格・丸い青の追加ボタンが並ぶ3行の Popular カード、その下に4つのタブバー

左では、挨拶、店舗表示、ポイントバナー、タブ列、ボタンのグリッドが全部同じ音量で迫ってきます。右では、ブロックごとに読むものは1つ、行ごとにアクションは1つです。

新人の初稿修正版
店舗枠付きの54文字の1行Change リンク付きの受け取りカード1枚
ポイント感嘆符が3つのバナー進捗カード:無料ドリンクまで250ポイント
カテゴリタブ8つ、端からはみ出す4つのチップ、選択は1つ
商品2×3のカードグリッド60 px の写真付きの行
追加ボタン写真ごとに幅広のバター色 ADD1行につき丸いボタン1つ
バーのタブ54
左右の余白左14 px、右12 px20 px、ブロック間は16 px
文字サイズ9〜18 px11〜28 pt

修正1:場所は一度だけ言う

ビフォー

ベルアイコン付きの小さな Good morning の見出し、感嘆符が2つ付いた Order ahead and skip the line というグレーの1行、店名・住所・距離・営業時間とシェブロンが入った枠付きのボックス

アフター

丸いベルボタン付きの大きな Good morning, Leo の上にグレーの Order ahead, skip the line、ピンアイコン・Pickup at Downtown・0.3 mi・Open until 9 pm が入った白いカードと青い Change リンク

枠に詰め込まれた店舗表示と、受け取りカードの比較。

初稿は店舗を1行に詰め込んでいます。「Downtown Store - 123 Main St (0.3 mi) - Open until 9PM」の54文字が、末尾にシェブロンのある枠の中に小さな文字で並びます。店名も住所も距離も営業時間も重みが同じなので、目は必要な1つの事実を探して行全体を読むはめになります。

修正版ではこの行を受け取りカードにします。タイトルは「Pickup at Downtown」、その下に「0.3 mi · Open until 9 pm」をグレーの1行で添え、右にブランドブルーの「Change」を本物のアクションとして置きます。住所はホーム画面には出しません。挨拶は大きな「Good morning, Leo」になり、感嘆符は消えました。

使い回せるルール:長い1行は、タイトル、詳細1つ、アクション1つに分けること。シェブロン付きの枠は、「Change」という言葉ほど「タップして」と明確には伝えません。

修正2:ポイントは進捗で見せる

ビフォー

青からバターイエローへ変わるバナー。白い文字で You have 1,250 points、感嘆符3つ付きの Redeem now for FREE drinks、小さな白い Redeem Now ピル

アフター

ギフトアイコン、Rewards、1,250 points、大きな 250 points to a free drink の一文、ほぼ満タンのバターイエローの進捗バー、A free drink at 1,500 points という小さな文が入った濃い青のカード

叫ぶバナーと、進捗バーの比較。

初稿のバナーは青からバターイエローへフェードし、白い文字が最も読みにくい黄色の端に載っています。文言は「You have 1,250 points! Redeem now for FREE drinks!!!」。下の Redeem Now ピルは白地に淡い黄色の文字です。ポイントがあることは伝わりますが、何にどれだけ近いのかは分かりません。

修正版は濃い青のカード1枚です。上に「Rewards」と「1,250 points」、大きな行は「250 points to a free drink」。その下のバター色の進捗バーは83%、つまり1,500のうち1,250まで満ちていて、小さな行が無料ドリンクの場所を示します。見る人が目にするのは、いちばん面白い数字である「距離」です。

使い回せるルール:ポイント残高は数字、進捗は物語。まず物語を見せ、数字は脇に置くこと。

修正3:チップは4つ、選択は1つ

ビフォー

テキストタブの列。Coffee、Tea、Cold Drinks、Seasonal、Bakery、Breakfast、そして途切れた Mer。Coffee には青い下線

アフター

4つのピルの列。白い文字で青く塗られた All、その後に白地の Coffee、Cold drinks、Bakery

端からはみ出す8つのタブと、4つのチップの比較。

初稿のカテゴリは8つ。Coffee、Tea、Cold Drinks、Seasonal、Bakery、Breakfast、Merch、Gift Cards。右端からはみ出して「Merch」は「Mer」で切れ、ほかにもあると知るには横にスクロールするしかありません。選択中のタブは細い下線で示されるだけです。

修正版は4つのチップ、All、Coffee、Cold drinks、Bakery。All はカフェブルーで塗られ、ほかは白なので、選択中のものが一目で分かります。ほかのカテゴリはこの画面にはありません。実際のアプリなら Menu タブに置き、1タップで届くようにします。

使い回せるルール:フィルター行は画面に収まること。自分のリストを見せるのに横スクロールが要るなら、減らすこと。

修正4:1品につき1行

ビフォー

Popular Items の見出しと淡い View Menu リンク、大きな写真・名前・価格・幅広のバター色 ADD ボタンを備えた2列グリッドの4枚のカード

アフター

Popular の見出しと青い Full menu リンク、小さな写真・名前・グレーの1行・価格・丸い青のプラスボタンが並ぶ3行を収めた白いカード

各カードの下にバター色ボタンが付くグリッドと、3行のリストの比較。

初稿は商品をカードのグリッドで見せます。大きな写真、名前、価格、そして大文字のバター色「ADD +」ボタン。タブの下は2行半のカードで埋まり、ボタンのバター色が写真ごとに繰り返され、「View Menu」リンクは白地に淡い黄色です。

修正版は、各商品を60 px の写真、名前、グレーの1行、価格、そして右端の丸い青の「+」1つからなる行にします。グリッドでは2枚半だった場所に、カード内で3行が収まり、各行のボタンは追加ボタンだけ。「Full menu」はブランドブルーです。

使い回せるルール:すべての商品が同じアクションを持つなら、そのアクションは小さく揃えること。そうすれば目は、名前と価格を1本の縁に沿って読み下ろせます。

細かな修正

  • 左端を1本に。 初稿の余白は左14 px、右12 px。修正版は左右とも20 px、ブロック間は16 px。
  • 本物の文字スケール。 文字は9〜18 px から、iOS の11〜28 pt に。
  • タブは5つでなく4つ。 Home、Menu、Order、Rewards、Account は Home、Menu、Rewards、Account に。Order タブはバーから外れました。
  • 4色のパレット。 カフェコバルト #2342A8、濃い青 #15276B、バター #F3C77A、クリーム #F5EFE4 が、グラデーションとグレーの背景に取って代わります。

自分の注文画面を点検する

質問なぜ重要か
受け取り店舗が一目で読めるか?注文できるかどうかを左右する
リワードは残高だけでなく進捗を見せているか?距離こそ面白い数字だから
カテゴリ行は横スクロールなしで収まるか?途切れたタブは、ほかに何があるかを隠す
すべての商品が幅広ボタンを繰り返していないか?1行に小さな追加ボタン1つで十分

FAQ

コーヒー注文アプリのホーム画面は、最初に何を見せるべき?

Change リンク付きの受け取り店舗カードが最初、次にリワードの進捗、その後にカテゴリと人気商品です。何を頼むかの前に、どこで注文するのかが見えているべきです。

ロイヤルティポイントのセクションはどうデザインする?

次の報酬までの距離を、進捗バーと「250 points to a free drink」のような平易な1行で見せ、残高は脇に置きます。

メニューのカテゴリタブはいくつが適切?

横スクロールなしで画面に収まる数、たいていは4つです。残りは Menu タブに置き、1タップで届くようにします。

メニューはグリッドとリストのどちらがよい?

注文にはリストの行のほうが向いています。名前と価格が1本の縁に揃い、各行に小さな追加ボタンが1つあれば足りるからです。グリッドは写真を眺める用途に向きます。

追加ボタンはどれくらいの大きさにすべき?

見える円が小さくても、タップ領域は少なくとも44×44ポイント。修正版の画面は1行につき丸い青のボタンを1つ使っています。

出典

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